ウ ラ デ コ

新里 



新里


そこには
なつかしい思い出が詰まっている



新里






新里




この鏡は
子供達の様子を毎日見守ってきた


新里



笑った顔

眠そうな顔


ときには
泣いてる顔…


新里



帰るときの後ろ姿を映しながら

「どうか元気になりますように」 と見送る



新里







さようなら、
また明日。


新里












trackback: -- | コメント: -- | edit

橋場駅 



役目を成す筈も無いその階段をのぼると


橋場駅




橋場駅



目を凝らせば
形がやっと分かるくらいの
プラットホーム



橋場駅



昭和19年に
太平洋戦争の影響で休止となったこの駅は
二度と復活すること無く
森の中で眠りについた


橋場駅




橋場駅




もう

待つ者も 降りる者も居ない
旅はここで終わってしまった。




永遠の終着駅




橋場駅














trackback: -- | コメント: -- | edit

日本特殊鋼管 大湊精錬所 1 



むつ


長い間 ここに居るものにとって

わたしは ほんの一瞬にすぎない訪問者


むつ



わたしにとっても

長い人生のなかで ほんの一瞬にすぎない滞在だった



むつ



それは 何を語ることも無く

わたしも 何も語り掛けることが出来なかった



むつ



むつ




ここで得た大きな感動は

いずれ この廃墟のように風化し
わたしの記憶から消えてしまうのだろうか



むつ



むつ



それでも良いのかもしれない。




むつ




あの 確かな感触だけは

忘れるはずは無いのだから





むつ

















trackback: -- | コメント: -- | edit

日本特殊鋼管 大湊精錬所 2 



むつ



それは潮風の侵食から身を守るかのように
隠れて佇んでいた




むつ





むつ




むつ




街の喧騒も
潮騒も

いっさい聞こえない閉ざされた場所




むつ




むつ





むつ





むつ




最果ての地で

しずかに
苔を這わせ自らの身を守り




光と戯れる



むつ




むつ










trackback: -- | コメント: -- | edit

梁川 



簗川


川沿いに ぽつんと
廃校の体育館



簗川



簗川




別れのときには
どんな歌をうたったのだろう?


簗川





みんなで描いた
森のヒロインとヒーローたち


簗川





投げたボールも
弾むことができず

疲れきって転がるだけ


簗川












trackback: -- | コメント: -- | edit