ウ ラ デ コ

由利 




ちょっと前までは うだるような暑さだったのに

確実に秋はやってきた






空の青さも 高さも

雲の形も






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静かに佇む木造校舎は
穏やかな表情を見せていたが








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朽ちゆく姿

脆く軋む音は まるで、














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遠くから かすかに聞こえてくる蝉の声






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夏の終わりに

命の終わりを 力の限り鳴いている声は まるで、






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それらは まるで


泣いているように聞こえた









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魔法の紙切れが飛んでたあの時代は


なにやっても当たりまくりで
怖いもの知らずだった










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夢のように綺麗なシャボン玉が次々飛んできては





その美しさに酔いしれ

錯覚している事実に気づかない













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それでも いつの日か
こんな日が来るなんて分かってたのかな














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夢のように綺麗なシャボン玉は 次々弾けて壊れ



残された現実は この有様で













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誰一人の力も敵うわけも無く











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終わる筈が無い夢だと信じていたのに









































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深沢 





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たよりない階段をのぼる








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ほとんどが草に覆われ
身を隠しているかのよう








そして
真っ暗闇な世界が待ち受けていた。








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踏み入れた足に纏わりつくのは
ここに棲む者たちの残骸








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いつまで経っても目は慣れず

さとされるように明るみに逃げる









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いずれ
光が届く日はくるのか


このまま闇に飲まれてしまうのか






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米倉 






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ここの先生は
たった一人で多くの患者を診ていた









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どんな病も引き受け 頼りにされる存在









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そして大往生し 天に召された。







ただ 心残りだったのは

後を継ぐ者が居なく
ここを放棄してしまったことだろう










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あれから半世紀以上経ち


この場所がなんだったのか


偉大な先生がいたことを知る人は
もう居なくなってしまった。
























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大谷 






そこに立つと
昔の風が吹いてきた







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それはとても切なく

「あの頃」を語られているようだった












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今更 それを聞いたとしても



もう無くなったことだし

もう終わってしまったことだし










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どこかへ消えてったものは

どこへ行けば手に入る?













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ここから出れば未来の風が吹いてくるのか?

はたしてそれを 受け止める勇気はあるか?













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